大森海岸にホットドッグ専門店 実店舗をキッチンカーの拠点に
ホットドッグ専門店「HOTDOG CAFESTAND STATION東京(ホットドッグ カフェスタンド ステーション東京)」(品川区南大井2、TEL 03-6404-9584)が大森海岸駅近くにオープンして1カ月がたった。(品川経済新聞) 【写真】「HOTDOG CAFESTAND STATION東京」店内 場所は第一京浜国道沿いのマンション1階。店内は白を基調にウッドテイストを取り入れ、レコードや年代物のギターなどを展示してアメリカ西海岸の雰囲気を演出する。店舗面積は約18坪。席数は8席。店名の「ステーション」には、さまざまな人たちが集う駅のように、町のプラットホームとして末永く店を利用してほしいという思いを込める。 店主の細貝裕一郎さんは20年ほど飲食業に携わり、2022年にホットドッグ専門のキッチンカーで独立。都内を中心に、神奈川のスタジアムなどにも出店していたという。「ホットドッグは自分が好きな食べ物で、アメリカ留学中に食べたホットドッグがおいしくて思い出に残る料理でもある。手軽に食べてもらいやすく、食品ロスが少ない」と細貝さん。 開店の経緯について「出店場所が不定期なキッチンカーだったため、食べたくても食べに来られないというお客さまの声が多かった。また以前から、食材の保管場所やキッチンカーの充電を安定させるために、セントラルキッチンを作りたいと考えていた」と話す。「この物件はしながわ区民公園やしながわ水族館など、広大な敷地のある公園が近い。近隣の屋外イベントに参加することで、地域の活性化にも貢献できれば」とも。 ホットドッグは、チーズとバジルを使った「ステーションドッグ」(730円)や、マヨネーズ、マスタード、3種類のチーズで味付けした「メガチーズドッグ」(800円)、パクチーをトッピングしライムを搾って食べる「パクチードッグ」(700円)など9種類。フィラデルフィア発祥のホットサンド「フィリチーズステーキサンド」(980円)も提供する。サイドメニューは、「粗挽(び)きグリルソーセージ」(3本=750円、5本=950円、8本=1,550円)など。「食べ応えのあるバゲットとの相性を追求して厳選した粗びきポークソーセージを、ジューシーさにこだわってオーブンで焼き上げている」と細貝さん。 ドリンクメニューは、レギュラーコーヒー(400円)やカフェラテ(450円)、コカ・コーラ、ジンジャーエール、メロンソーダなどのソフトドリンク(以上250円)をラインアップ。クラフトビール(ミディアム=700円、ラージ=1,000円)は常時2種類を用意する。 細貝さんは「たくさんの人たちにホットドッグを届けられるようキッチンカーの出店を続け、2台目、3台目と増やしていきたい。今後は季節メニューも取り入れて、地域の皆さんに愛される店に育てていけたら」と意気込む。 営業時間は11時~20時。月曜定休。
みんなの経済新聞ネットワーク