「日本以外は恐れない」サッカー日本代表と同組の中国代表、現地はサウジ・豪州に勝利できる可能性を指摘「番狂わせ…」
森保一監督が率いるサッカー日本代表は、11月FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)でインドネシア代表、中国代表とアウェイで対戦する。中国メディア『SOHU』は、中国代表が今後の予選の展開によってはW杯出場権を獲得できる可能性もあると指摘していた。 【画像】サッカー日本代表のベストフォーメーションがこれだ! アジア最終予選第4節までを消化した段階で、日本は3勝1分勝点10でグループCの首位に立っている。一方で、中国代表は1勝3敗勝点3でインドネシア代表と並んでいるものの、得失点差で最下位に沈んでいる。 ただしグループCは2位に勝点5でオーストラリア代表がつけており、同勝点でサウジアラビア代表が3位、バーレーン代表が4位と得失点差で並んでいる状況だ。同メディアは、「最終予選ではチームの間の差は非常に少なく、第4節を終えて多くのチームが勝点10を獲得している。これはアジア予選の最高勝点だ(グループA首位のイラン代表とウズベキスタン代表、グループB韓国代表は日本と同じく勝点10)。アジア上位3チームでも3勝1分けと全勝を維持できていないことが各グループの番狂わせの存在を反映していることがわかる。最終予選では、北朝鮮やクウェートなども勝点2を獲得している」と、アジア最終予選の全体的な傾向について言及。 そして、「現状、W杯に最も近いのは日本・イラン・ウズベキスタンである。グループ3位との間には少なくとも5ポイント差があり、第5節で勝利すれば有利となる。明らかにこの3カ国の強さは中国などのチームでは及ばない」と、アジアトップの国々と自国代表チームの間には差があることを認めていた。 その上で、「現在は最下位という苦しい立場にあるが、同グループのサウジアラビアとオーストラリアの戦力が大幅に低下している中、次のバーレーン代表との試合で勝利すれば中国代表チームの勝点は6になる。そうすれば同グループのダークホースとなるだろう。したがって、現状中国代表が自分たちを下に見る必要はない」と述べた上で、「少なくともこのグループでは、中国代表は日本以外の相手を恐れていない」と、日本代表は別格の存在であることを強調しつつも、サウジアラビアやオーストラリア代表には勝てる可能性があることを伝えている。
フットボールチャンネル編集部