柔道井上康生氏、内股を披露 パリ五輪前に仏柔道連盟講習
柔道日本男子前監督の井上康生氏が18日、神奈川県平塚市の東海大でフランス柔道連盟所属の指導者約30人に練習方法を講習した。7月開幕のパリ五輪を前にした国際交流の一環で「柔道を通じ、世界の方々とつながることができてありがたい」と感想を述べた。 一行は15~19日の期間、東海大を拠点に活動。近隣の町道場や中学、高校の部活動も見学する。東海大教授でもある井上氏は得意の内股のこつを伝授。参加者の食い入るような視線を受け「大変光栄。責任感を持って柔道に携わらなければいけない」と語った。 フランス連盟で指導者育成を担うミシェール・リオネさんは「井上先生の技にとても興奮した」と喜んだ。