太陽光発電ができる“新幹線の防音壁” JR東海と積水化学工業が共同開発 実用化に向け2025年1月から実験開始
JR東海が、東海道新幹線の線路沿いに設置された防音壁で発電を始めます。 東京と大阪を結ぶ全長およそ515キロの東海道新幹線の線路沿いには、走行の騒音を遮断するため防音壁が設置されています。 【動画で見る】太陽光発電ができる“新幹線の防音壁” JR東海と積水化学工業が共同開発 実用化に向け2025年1月から実験開始 この防音壁についてJR東海は2024年12月18日、新たにフィルム型で太陽電池を内蔵したものを積水化学工業と共同で開発したと発表しました。 今後、太陽光発電が可能な防音壁を駅の近くの線路沿いに設置し、発電した電気は駅の照明などで使用される予定です。 JR東海の丹羽俊介社長: 「まずは技術開発をしっかりやって、実用可能なものにしていきたいと思っています」 JR東海は2025年1月から、愛知県小牧市の施設で実用化に向けた実験を始めるとしています。