【陸上】サニブラウン初DLファイナルは6位「早く自分のベッドで寝たい」来年の東京世界陸上へ「メダルに食い込みたい」/DLファイナル
◇ダイヤモンドリーグ最終戦/ブリュッセル(ベルギー) 9月13日、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)のファイナルとなるAllianz Memoria lvan Damme(ベルギー・ブリュッセル)の1日目が行われ、男子100mにサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が出場し、10秒10(+0.1)の6位だった。 【動画】DLファイナル男子100mをチェック! この種目では日本初のファイナルに進んだサニブラウン。各大会でポイントを獲得した選手のみが出場できるが「自分の場合はまず(各DL大会に)出られるかどうかだったので、出られればファイナルは行けると思っていました」。昨年のブダペスト世界選手権でしっかり入賞したことで、今季は安定してDLに出場。その中できっちり戦ってきた。 今回は力を発揮できなかったものの、「自分という選手の存在をしっかり証明して、良いタイム、良い結果を出さないと行けない。それが結びついて今ここに自分がいる」と話す。 来年の東京世界選手権の開幕まで、ちょうど1年。「決勝はマスト。しっかりメダルに食い込まないと意味がない」と、準決勝敗退に終わったパリ五輪のリベンジを誓っていた。 今季は最終戦だが、まだ日本には帰らず。しばらくイタリアなど欧州でのホテル暮らしも長く、「早くアメリカの自分のベッドで寝たいです」と笑った。 男子100mはA.ブレイク(ジャマイカ)が9秒93で優勝。C.コールマン(米国)が10秒00、F.カーリー(米国)が10秒01で続いた。 2日目は女子やり投の北口榛花(JAL)、女子5000mの田中希実(New Balance)、男子やり投のディーン元気(ミズノ)が出場する。
月陸編集部