慰安婦被害者施設で10日に「たたえる日」式典=韓国
【水原聯合ニュース】韓国の京畿道は6日、公式記念日「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」(8月14日)に合わせ、今月10日に慰安婦被害者が共同生活を送っていた施設「ナヌムの家」(京畿道広州市)で式典を開くと発表した。 8月14日は、1991年に韓国人被害者の故金学順(キム・ハクスン)さんが初めて自身の被害を公の場で証言し、慰安婦問題を国際社会に知らせるきっかけをつくった日で、2017年末に国の記念日に制定された。 式典会場に設置されるブースでは、亡くなった慰安婦被害者の魂を象徴する黄色い蝶の折り紙や慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」作りなどを体験することができる。 また、全国139か所にある少女像に花を届けるイベントに参加した人たちの代表者として全国17の広域市・道から17人を招き、イベントの結果を共有する。 式典は京畿道の公式ユーチューブチャンネルで配信される。 2022年12月に李玉先(イ・オクソン)さんが死去した後、ナヌムの家には3人の被害者が暮らしていたが、今年2月に相次いで健康状態が悪化し、翌月にかけて全員が療養施設に移った。今後施設に戻る可能性は薄いという。
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