イ・ボミ「いい影響を伝えられるゴルフ選手でいたい」今季限りで日本ツアー引退 特別功労賞を受賞には涙ぐむ
日本女子プロゴルフ協会表彰式「JLPGAアワード」が20日、都内ホテルにて行われました。式では今季限りで日本ツアーの引退を発表したイ・ボミ選手が特別功労賞、メディア賞「ベストコメント部門」を受賞しました。 【画像】今季で日本ツアーから引退のイ・ボミ選手 イ・ボミ選手は、22歳のときに日本ツアーに参戦。2015、16年で2度賞金女王。日本ツアー通算21勝を挙げています。 今季10月に行われたNOBUTA GROUP マスターズGCレディースをもって13年間プレーした日本ツアーの引退を発表。メディア賞「ベストコメント部門」は引退スピーチでの「プロゴルファー、イ・ボミは私と日本の皆様が一緒につくりあげました。人間イ・ボミは皆様とつくりあげたプロゴルファー、イ・ボミをこの先ずっと忘れません」のコメントで受賞しました。 式には授賞式前日に切ったというショートヘア姿で登場。サプライズでの受賞であった特別功労賞の表彰では、涙ぐむ場面もありました。 「こんなに意味が大きい賞をいただき本当に光栄です。とてもうれしいし感謝します。22歳で日本に来て、試合数も多くて練習の環境、コースも素晴らしくて本当にすべてが好きでした。皆さんがたくさん応援してくださって勇気を持って成長して、いい選手になったと思います」と感謝を込めます。 さらに「こういう感動を忘れず、これからどういう世界が待っているかわからないですけど、本当にいい影響を伝えられるゴルフ選手でいたいと思います」と続けました。 会見では今後の予定について問われると「まだ何もないです」と答えたイ・ボミ選手。「これからもいろいろな仕事にしていきたいと思いますし。ジュニア(ゴルフ)のところとかも仕事したい」とプレー以外の予定を語りました。