タイガースの"余剰戦力"に…?阪神、1軍では出番がなさそうな選手(2)チームの“秘密兵器”になれるか
レギュラーシーズンの終盤に差し掛かっている2024年のプロ野球。新規契約可能期間が過ぎ、残りのシーズンに必要な戦力が固まりつつある。その一方で、出場機会に恵まれず、余剰戦力となっている選手も少なくない。ここでは、一軍での出番が少ない阪神タイガースの選手を紹介したい。(※今季成績は9月4日時点)
岩田将貴
・投打:左投左打 ・身長/体重:178cm/75kg ・生年月日:1998年6月16日 ・経歴:九州産大九州高 - 九州産業大 ・ドラフト:2020年育成選手ドラフト1位 今季はファームで傑出した数字を残している岩田将貴だが、一軍でのチャンスを得られずにいる。 九州産業大では、1年春からリーグ戦に登板するなど早くから台頭。しかし、2年秋に左肘の手術を受けたこともあり、プロ入りは育成ドラフト1位での入団となった。 それでも、ルーキーイヤーから二軍で存在感を示すと、プロ2年目の7月に支配下契約を奪取。 同年は一軍登板こそなかったが、二軍では41試合に登板し4勝1敗、防御率1.97、奪三振率9.56と優秀な数字を残した。 昨季はファームで44試合に登板して防御率4.85と成績を落としたが、2024年は現時点で39試合登板、1勝1敗、防御率2.20と好成績を残している。 だが、ここまで一軍昇格のチャンスがなく、二軍暮らしが続いている。今季で大卒4年目を迎え、立場も危うくなりつつあるだけに、なんとか一軍のブルペン陣に加わりたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部