「からくりってすごい!」京都府向日市で、子どもたちが特産の竹を使ってオルゴール作り
オルゴールやからくりをテーマにした体験学習「ものづくりdeつなプロ! からくりで学ぶ機械技術の原点」の発表会が7日、京都府向日市森本町の永守コレクションギャラリーであった。乙訓2市1町の子どもたちが特産の竹を使って作ったオルゴールや学習の成果を披露した。 府などでつくる「KYOTO地域文化をつなぐミュージアムプロジェクト実行委員会」と同ギャラリーの主催。子どもたちはキッズ調査員として、からくり時計メーカーのヤスダモデル(京都市南区)や同ギャラリーなどを見学。竹工芸品製造卸の東洋竹工(向日市寺戸町)の指導を受け、人形などが上下に動くオルゴール作りに取り組んだ。 この日は手作りオルゴールを展示した会場で、参加した8人が2班に分かれ、竹の種類やからくりの工夫など、模造紙にまとめた学習内容を発表。「飾りを付けたオルゴール作りが楽しかった」「からくりを知って驚いた」などと感想を話した。発表の後は、同ギャラリーのオルゴールコンサートを鑑賞した。 参加した長岡第四小6年の児童(12)は「どうやって動いているのか、からくりの仕組みを知ってすごいと思った」と話していた。