ライシ師のヘリ、機体に弾痕なし イラン軍、墜落で1次報告書
【テヘラン共同】イラン軍は23日、ライシ大統領が死亡したヘリ墜落事故に関する第1次調査報告書を公表した。機体の残骸から弾痕やそれに類するものは確認されず、山頂付近に激突して炎上したとしている。さらに調査を継続する。 報告書によると、墜落したヘリは3機編隊の1機で、パイロットが他の2機と事故が起きる1分半ほど前に交信していた。計画された飛行経路から外れておらず、管制官と乗員の会話に不審な点はなかったという。 国営メディアによると、ライシ師の葬儀が23日、出身地の北東部マシャドで執り行われ、大勢の市民が参列した。ライシ師はイスラム教シーア派の聖地イマーム・レザー廟に埋葬された。