2列目および3列目を含むすべてのシートに3点式シートベルトが一体化。センターエアバッグ、ウインドウバッグ（リヤ）が全モデルで追加さた。

ラグジュアリー・ミニバンの新提案に注目！ 【写真を見る】新型Vクラスの全貌（16枚）

エクスクルーシブシート仕様も設定

10月1日、メルセデス・ベンツ日本は、新型「Vクラス」を発表した。 新型Vクラスのエクステリアのうちフロントまわりは、ラジエーターグリルの大型化によって、さらに迫力あるデザインとなった。また、マルチビームLEDを採用した新デザインのヘッドライトを全車標準装備。ヘッドライトとともにラジエーターグリルが光る、「イルミネーテッドラジエーターグリル」はオプションのAMGラインパッケージに含む。 リヤまわりでは、フルLEDのコンビネーションランプのライトカバーがクリア（透明）になり、 ブラックインサートの入ったデザインへ変更。クロームのトリムストリップの上に、「Mercedes-Benz」のレタリングが入った。 ボディカラーは、新しいソリッドペイントの「ジュピターレッド」「ヴィンテージブルー」「アルペングレー」、メタリックペイントの「カラハリゴールド」「ソーダライトブルー」「ハイテックシルバー」が追加された。 インテリアでは、全モデルで前席のインテリアを刷新。ワイドスクリーンコックピット、静電容量式の新ステアリングホイールを採用した。V 220 d EXCLUSIVE long Platinum Suite、およびV 220 d EXCLUSIVE extra-long Black Suiteには煌びやかな「アルミニウムインテリアトリム」と全席ナッパレザーシートを装備。2列目は「エクスクルーシブシート」にアップグレードされ、フットレストやリクライニング機能、リラクゼーション機能、シートベンチレーター（シートヒーター機能含む）、ヘッドレストクッション・レッグレスト・フットレストのサポート、折りたたみ式テーブルなどを備える。インフォテインメントシステムでは、対話型の「MBUX」を標準装備。ボイスコントロールは「Hi, Mercedes」をキーワードとして起動する。 搭載するパワートレインは全モデル、2.0リッター直列4気筒クリーンディーゼルエンジン「OM654」。最高出力163ps（120kW）、最大トルク380Nmを発揮する。組み合わされるトランスミッションは全モデル9速オートマチックトランスミッション「9G-TRONIC」だ。 足まわりでは、エントリーモデル以外に滑らかな乗り味を実現する「AIRMATIC サスペンション」を新採用した。 新型Vクラスの価格は¥9,400,000～¥13,700,000。