11月の県内有効求人倍率 2ヵ月連続の1・54倍
11月の県内の有効求人倍率は1・54倍で、前の月と同じ水準でした。 岐阜労働局が27日発表した11月の一般職業紹介状況によりますと、仕事を求めている人1人に対して、何人の求人があるかを示す県内の有効求人倍率は、前の月から横ばいの1・54倍でした。 産業別の新規求人状況は、いずれも去年の同じ月と比べ、医療・福祉は320人、サービス業は130人、宿泊業、飲食サービス業は119人それぞれ増えた一方、製造業は314人、公務・その他は127人それぞれ減りました。 なお、景気の先行指標とされる新規求人数は、前の月から6・5%増えて1万6265人でした。 岐阜労働局は「県内の雇用情勢は、求人が求職を上回って推移しているものの、改善の動きにやや弱さが見られる。引き続き、物価上昇などが雇用に与える影響に注意する必要がある」との認識を示しました。