ヴィニシウスとポジション交換…左サイドでプレーしたエンバペ「どこに位置しようが関係ない。チームを助けるためにゴールを決めるだけだ」
24日のラ・リーガ第14節、レアル・マドリーは敵地ブタルケでのレガネス戦に3-0で勝利した。この試合の先制点を決めたFWキリアン・エンバペは、ポジション変更についてそこまで重視していないことを強調した。 立ち上がりから主導権を握ったマドリーは、43分にFWヴィニシウス・ジュニオールのお膳立てからエンバペが先制点を記録。さらに66分にMFフェデ・バルベルデ、85分にMFジュード・ベリンガムが加点して、磐石な内容でラ・リーガ2連勝を飾った。 エンバペはこの試合、4-4-2システムの2トップの左でプレー。普段、左サイドでプレーするのはヴィニシウスだが、アンチェロッティ監督はテストもかねてか、今回はフランス代表FWを窮屈そうなセンターフォワードではなく、より得意とみられるポジションで起用した。 試合後、『レアル・マドリーTV』とのインタビューに応じたフランス代表FWは、左サイドでのプレーの感想について問われ、次のように返答している。 「これまでと違うポジションだったが、チームメートとワンタッチ、ツータッの良いリズムでプレーできた。僕はあらゆるポジションでプレーできるけど、今日はいつもと違った。次にまたポジションが変わるかもしれないが、準備はできているよ」 「僕はこれまでのキャリアの中で、右サイド、左サイド、中央とあらゆるところでプレーしてきた。でも、そんなことはさして重要じゃないんだ。僕は良いプレーを見せたい。チームを助けたい。多くのゴールを決めたいんだよ」 「ヴィニシウス? ヴィニと僕は素晴らしい関係にあるよ。彼はほかの全員と同じく偉大な選手だ。ここには最高の選手たちが揃っていて、多くの試合、タイトルを勝ち取る意思を持っている」 「バルベルデ? 人々は彼のことをそんな話題にしないけど、重要な存在だ。ここで多くの物を勝ち取った選手だし、このまま進み続けてほしいね」 「さあ、次はチャンピオンズのリヴァプール戦だ」