怪談、執念…つむいだ「恐怖」の99話 白石加代子の朗読劇「百物語」が大阪公演で終止符
今年2~3月に白石が風間杜夫らと舞台「大誘拐」に出演したのをきっかけに、「一人よりもこれからは白石さんと誰か、という新しい形がいいと思った」と笹部。白石も「『大誘拐』で楽しい思いをして、味をしめちゃったの」と新たなステージに期待する。
シリーズの完結に寂しさはないのだろうか。「ううん、全然ないわ。なぜかというと、またやりたくなったらやろうって思っているから」。そう答えると、ふふふ、と少女のような表情で笑った。(田中佐和)
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ラスト公演は11月21日午後2時、大阪府の東大阪市文化創造館で。演目は阿刀田高「干魚と漏電」、高橋克彦「遠い記憶」。キョードーインフォメーション(0570-200-888)。