「原点を忘れない」 GLIM SPANKY デビュー10周年 地元の音楽フェスに出演【長野】
飯田下伊那地方出身のロックユニット「GLIM SPANKY(グリム スパンキー)」。先月、メジャーデビューから10周年を迎え、先週末、地元・飯田市の音楽フェスに出演しました。 大切にしてきたのは「原点を忘れない」気持ちでした。 ロックユニット「グリムスパンキー」。ボーカル、豊丘村出身・松尾レミさん。 ギター、飯田市出身・亀本寛貴さん。 ■飯田市内から 「めちゃくちゃかっこよかったです」 ■新潟から 「ずっとグリムスパンキーを追いかけて、次はフジロック」 2007年、松川高校時代に結成、2014年7月にメジャーデビュー。国内最大級のロックフェス「FUJIROCKFESTIVAL」に5回にわたり出演、日本武道館でのワンマンライブ、映画やドラマの主題歌など、ロックシーンの最前線を走ってきました。 先週末、飯田市で開かれた「焼来肉ロックフェス」。 グリムスパンキーと同じ10周年、2日間でおよそ4700人が集まりました。 「こんにちはグリムスパンキーです!ただいま飯田!」 10年目にして初出演。バンド編成で信州に戻ってきました。 盛り上がりも最高潮となったところで。高校時代を思い出し、地元で書いた曲を演奏します。 ■松尾レミさん 「例えばイネが揺れる情景だったり、雲が動いていく景色だったりとか、ありえないくらい深い青い空だったりとか、そういうのって詩的なので、故郷の景色やにおいはすごく重要で、曲を作るために地元に帰るというのはします」 高校卒業とともに東京へ出ても、故郷は大切なインスピレーションを与えてくれる場所。 この音楽フェスの醍醐味は、手ぶらで焼肉を楽しめるところ。 人口1万人あたりの焼き肉店が全国で最も多い飯田市ならでは。 汗をかき、音楽で盛り上がりながら、焼きたての肉を頬張ります! ■埼玉から 「うーん!うまい!」 (Q誰目当てで?) 「焼き肉がメインです」 ■飯田市内から 「汗かきながら焼き肉食べて、夏が始まるなって感じ」 肉を焼く煙がただよう中から登場したのは、飯田市出身・イチロー選手のものまねタレント・ニッチローさん! メジャーデビューから節目の10年。 これから先も、原点を忘れずに、前へ進みます。 ■松尾レミさん 「高校2年生の終わりに作った曲があって、それをいまだにやっているんだけど、この曲がずっとグリムスパンキーを引っ張ってきてくれたような気がします。その高2で作った曲をここでやります」 【「焦燥」】 ■亀本寛貴さん 「好きだからやっているので、好きだと思って続けていけばより楽しい次の10年、おやじになった自分の音楽も楽しめるんじゃないかなと」 ■松尾レミさん 「今だから届くものでもあり、時代を超えて届くものという普遍的な音楽や表現を作っていけるように。自分たちの引き出しを多く持って、これから10年、さらにクオリティをあげたグリムスパンキーを見せていきたい」