水のなかに図書館? 神戸の映える水族館「アトア」に新エリアがオープン
アートがテーマの水族館「atoa(アトア)」(神戸市中央区)に3月8日、2500冊もの書籍が並ぶ「水中図書館」のような新エリアがオープンする。 【写真】リニューアル前の「アトア」、変わった形の水槽が印象的だった 神戸の中心地・三宮駅から歩いて約20分の同施設。フードホールなども揃う複合施設「神戸ポートミュージアム」内にあり、アクアリウムに舞台美術やデジタルアートを融合させた幻想的な世界感が「映える」と、SNSには多くの写真が投稿されている。 今回全面改装されるのは、やわらかな自然光が降り注ぐオーバーハング水槽が印象的なゾーン「FOYER 探求の室」。「生命の誕生から進化」や「自然美と芸術」などの7つのテーマで構成された新エリア内は、ピラルクやアロワナなど魚たちが泳ぐ水槽はそのままに、図鑑や絵本、写真集や画集、生きものにまつわる小説など、壁面が2500冊もの書籍で埋め尽くされ、自由に手に取って楽しむことができる。 また、標本やサイネージ、照明による演出など、空間そのものをアートとして楽しむ工夫が随所に散りばめられているという。 『atoa LAB(アトアラボ)』のグランドオープンは、3月8日。場所は、「アトア」3階「FOYER」で、施設全体の営業時間は朝10時~夜8時。入場料は大人(中学生以上)2400円、小学生1400円、幼児(3歳以上)800円、3歳未満無料。