「正社員を続けることができなくなって…」きっかけは長男の不登校…看護師からダシの製造販売へ転身 起業ストーリーを1冊の本に
きっかけは子どもの不登校でした。 看護師をやめダシの製造販売で起業したこちらの女性、そんな異色の転身を遂げたストーリーを描いた本が東京の出版社から発売されました。 【写真を見る】「正社員を続けることができなくなって…」きっかけは長男の不登校…看護師からダシの製造販売へ転身 起業ストーリーを1冊の本に 記者 清水栞太 「こちらビジネス書のコーナーの一角になるんですが、人気となっているのがこちら、起業という働き方、こちらの著者じつは出雲在住なんです」 東京の同文舘出版が9月に発売した 『自分と家族を幸せにする起業という働き方』。 数ある応募の中からオーディションを勝ち抜き出版となりましたがこれを執筆したのが… 「こんにちはー」 こちらが本の著者、出雲市の勝部久美子さん。自宅横の1室が仕事部屋です。 勝部久美子さん 「粉末のお出汁の製造と販売をしています。これを卵かけごはんにかけても美味しいですし、あとはお味噌汁、よくお婆ちゃんとかが昔こういうのやってたとか言われるような出汁です」 勝部さんが製造販売を手掛けるのは粉末状の出汁。厳選したイワシやトビウオ、昆布を黄金比でミックスします。 勝部久美子さん 「月にだいたいこれが4~500個、ふりかけの方が人気で多ければ800個くらい、あとは100gがだいたい2~300。」 商品は県内にとどまらず1都9県ものスーパーに卸しています!便利さと美味しさが多くのご家庭で重宝されているようです。 もともとはご自宅で使っていたお手製の出汁。2018年に販売を始めましたがじつはそれまでまったく別の仕事をしていたといいます。 勝部久美子さん 「以前は看護師をしてました。うちは子どもが3人いて、その長男が小学校1年生の時に学校行きたくないって不登校になってしまってそれで正社員を続けることができなくなって、たまたまお家で作っていた出汁を友だちが売ってほしいっていってくれたことがきっかけで出汁を売るようになりました」 子どもとの時間を優先しながら生活費を稼ぐ。そのための起業だったといいますが大きな失敗もありました。 勝部久美子さん 「何も自分にはないと思ってたので看護師の資格しか、起業塾だけじゃなくて色んなセミナーに行ってました東京とか。いわゆる高額セミナーそれをやろうと思ってたんですけど自分には合わないと思ってやめたときにはほぼ貯金を失ってまして、働き方に悩む女性、お母さんってたくさんいると思うのでそういう方に向けてどうやったらビジネスが作れるかっていうのをお伝え出来たらいいなと思って」
失敗談も赤裸々に、知識ゼロからの起業ストーリーを描いた1冊。 子育て・働き方に悩むママさんたちにぜひ読んでほしいということです。
山陰放送
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