“B王者”広島がBCLアジア白星発進…上澤キャリアハイ20得点、2戦目は韓国のKCCと対戦
6月9日、FIBA主催のアジア最強クラブを決める大会「バスケットボール チャンピオンズリーグ アジア(BCLアジア)」のグループラウンド初戦が開催され、2023-24シーズンのBリーグ王者である広島ドラゴンフライズが、予選を勝ち上がってきたペリタ・ジャヤ・バスケットボール(インドネシア)と対戦した。 広島は中村拓人、山崎稜、三谷桂司朗、ドウェイン・エバンス、ケリー・ブラックシアー・ジュニアをスターティングファイブに起用。 第1クォーターの立ち上がりはエバンスのドライブで先手を取り、その後は山崎、三谷、ブラックシアー、上澤俊喜が得点を重ね、26-14と12点リードする展開に。第2クォーターは開始早々、上澤の2本連続3ポイントとケイン・ロバーツの一対一からの3ポイントが連続で決まり、35-14と一気にリードを広げた。途中からは上澤、武内理貴、ロバーツ、三谷、ブラックシアーのスモールラインナップの時間を作り、48-29と19点リードで前半を終えた。 ハーフタイム明けはエバンス、三谷が3ポイントを決め、リードを広げようとするが、相手も3ポイントで応戦。その後はエヴァンスの一対一からの得点や中村、上澤の3ポイントで72-45とリードを広げ、第3クォーターを終えた。第4クォーターはケイン、武内、三谷といった若手を多く出す時間が続き、試合時間残り2分にはBCLアジア参戦のために短期契約を結んだ横地聖真も投入。最終スコア86-69で白星スタートを切った。 チーム最多20得点を挙げた上澤は、3ポイントを10本中6本成功させキャリアハイスコアを更新。エバンスは18得点13リバウンドとダブルダブルを記録した。Bリーグファイナルで「日本生命ファイナル賞」を受賞した中村は3ポイントを1本も外さず3本沈め11得点の活躍を見せた。なお、広島はチーム全体で3ポイント成功率45.9パーセント(17/37)とシュート精度の高さを見せた。 次戦は10日20時30分から釜山KCCイージス(韓国)と対戦。試合の模様はBCLアジアの公式YouTubeアカウントで無料配信される。 ■ 試合結果 広島ドラゴンフライズ 86-69 ペリタ・ジャヤ・バスケットボール 広 島|26|22|24|14|=86 ぺリタ|14|15|16|24|=69
■ BCLアジアの大会概要
【開催地】 アラブ首長国連邦・ドバイ 【開催期間】 2024年6月9日~6月15日 【出場チーム】 ・グループA 遼寧フライングレオパーズ(中国) シャバーブ・アル・アハリ(UAE) NSマトリックス(マレーシア) アル・リヤディ(レバノン) ・グループB 広島ドラゴンフライズ(日本) シャーダリ・ゴーガン(イラン) 釜山KCCイージス(韓国) ペリタ・ジャヤ・バスケットボール(インドネシア)
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