【「パタゴニア」2024年秋冬展示会速報(前編)】文化系アウトドア男子に響く「パフォーマンス・カテゴリー」新作14選 PART.1
地球沸騰時代を痛感する酷暑の7月下旬。表参道にてパタゴニアの2024年の秋冬新作展示会が開催された。UOMOブランド統括の山崎(身長178cm)と副編集長の薬師神(身長165cm)の2名が実感情報をまじえて新作をチェック! 前編はパフォーマンス・カテゴリーにフォーカス。 【写真】「パタゴニア」2024年秋冬展示会速報・「パフォーマンス・カテゴリー」新作14選の画像をもっと見る
01.メンズ・ウィンド・シールド・ジャケット¥28,050
牧野(パタゴニア日本支社 マーケティング部):トレイル・ランニングカテゴリーに新作はないのですが、定番のウィンド・シールド・ジャケットがアップデートされました。耐風性のある素材を使用したトレラン用ジャケットの後ろ身頃に、ベンチレーションを入れたんです。 山崎:内側にキャプリーンクールライトウェイト素材を使っているというジャケットですね? サイドポケットも内ポケットもあって使い勝手がよさそう。 牧野:日常着としては大きな差は感じないかもしれませんが、トレランなどのアクティビティではこのベンチレーションが熱と湿気を放出してくれるので、パフォーマンスが上がると思います。
02.メンズ・フーディニ・スタッシュ・1/2ジップ・プルオーバー¥19,800
薬師神:これは春夏シーズンに新しく出たフーディニのプルオーバータイプ。新柄ですね? 牧野:新柄です。 山崎:プルオーバータイプはフルジップの元祖フーディニと違って、左サイドに面ファスナー留めのポケットが付いているのが便利なんだよ。
03.メンズ・M10・ストーム・ジャケット各¥55,000
牧野:アルパインはトピックがいろいろあります。まずはM10・ジャケット。これは一度2010年に登場しているんですが、不必要なものを取りのぞきできるだけシンプルにアップデートして再登場となりました。パタゴニアの中でもフィッツロイのような、岩と氷の山を登るクライマーのためにつくられたアイテムです。 山崎:袖を通してみるとかなり細身ですね。 牧野:本格的なロッククライミングのためにつくられているので、ハーネスを付けたりヘルメットをかぶったりしたときベストなバランスになっています。
04.メンズ・M10・アノラック¥57,200
山崎:プルオーバータイプはハーフジップなのにダブルファスナーというのが珍しい。 牧野:ベンチレーションのためにダブルファスナーになっているんです。服の内部が暑くなってきたら下側を開けて換気できます。 山崎:これはGORE-TEX? 牧野:どちらもパタゴニア独自の透湿防水素材、H2No®テクノロジーを使用した3層のアルパインシェルですが、表地の素材は微妙に違います。
05.メンズ・R1・サーマル・フーディ¥30,800
牧野:こちらは新製品です。R1の裏地にサーマルを付けたR1・サーマルが登場しました。サムホールも付いていているので、手を上げる動作でも腕が剥き出しにならず、あたたかいです。 山崎:僕はスノボのときにキャプリーン・エア・フーディを愛用していますが、これもとてもよいですね。R1シリーズはシーズンのはじめに完売してしまうアイテムが多いので、これもそうなりそうな予感。