ブラジル人記者の町田ゼルビア本音評価「良い意味で嫌らしい」筑波大戦“ラフプレー論争”には「クロダ監督…ブラジルの監督のようだ」
ゼルビアvs筑波大の“騒動”はどう見た?
なお、12日に行なわれた天皇杯2回戦の筑波大戦に町田は控え中心のメンバーで臨み、延長まで戦って1-1の末、PK戦で2-4で苦杯を喫して敗退した。試合後、黒田監督は「筑波大選手の乱暴なプレーで町田の4選手が故障した」と不満をぶちまけ、審判に対しても「彼らのフェアでないプレーを見逃した」とクレームを付けている。 この件について、チアゴ記者は「日本人監督が審判や相手選手にこのようなコメントをするのは珍しいね。まるでブラジル人監督のようだ」と少々驚いた様子。 「ただ、この試合では両チームにラフプレーがあったという見方もできるのではないか」とも語っている。 チアゴ記者のオピニオンは首肯するものが多いが――ここで少し視点を変えてみよう。「これまで他国のリーグでも町田のような例はあったか」、そして「もしブラジルリーグに町田のようなチームがいたら、メディアとサポーターはいかなる反応を示すか」といった見解についても聞いてみた。 <つづく>
(「熱狂とカオス!魅惑の南米直送便」沢田啓明 = 文)
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