車の理想的な「乗り換えタイミング」っていつ? 5年で買い替えてよいの?
新車を5年で買い替えるメリット
車の価値は5年を過ぎた頃から一気に下がるといわれているため、5年目の車検を迎える前に車を買い替えるのもおすすめです。5年で車を買い替えると、次のようなメリットがあります。 ■メーカーの特別保証が切れる前に売れる メーカーの特別保証とは、エンジンや動力伝達機構、電子制御機構など車の走行に不可欠な部分を保証するものです。トラブルがあると事故を招きかねない部品を対象とした重要な保証で、保証期間内であれば無償で修理が受けられます。この特別保証が切れるのが新車を購入してから5年後で、その後の修理には高額な費用が必要になるケースもあります。これらの費用と買い替えのコストを比較し、買い替えを検討するのもよいでしょう。 ■買い取り価格が高値のうちに売れる 車の買い取り価格は、5年を過ぎると下がってくる傾向があります。一般的に、車の走行距離は年に1万キロメートルが目安とされているので、5年で5万キロメートル走るということになります。走行距離が5万キロメートルを超えるかどうかで買い取り価格が大きく変わるといわれているため、5年未満で買い替えると高値で売れる可能性があります。 ただし、乗り方によっては5年経たなくても5万キロメートルを超える場合もあるので、走行距離を確認しておくことが重要です。 ■ローン完済後に売れる 車のローンは、5年で完済するように設定されているケースが多くみられます。5年経ってローンを完済した状態で買い替えれば、車を自由に売却できるうえに次のローンも組みやすくなります。
まとめ
車の理想的な乗り換えタイミングはさまざまで、5年で買い替えることも、決して悪いことではありません。今回ご紹介した最適なタイミングや、5年で買い替えるメリットをよく確認し、自分にとって最適な買い替え時期を検討してみてください。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部