美意識と技術が凝縮された傑作「タンク」と「トーチュ」にミニサイズが追加
独創性が際立つ「トーチュ」がミニモデル化
カルティエの歴代コレクションの中でも独創性が際立つモデル「トーチュ」も今回、ミニモデルとして新たに発表された。1912年、ファーストモデルが登場した「トーチュ」は亀の甲羅をイメージさせる曲線と直線が調和したフォルムを特徴とする。新作では、オリジナルモデルにインスパイアされたイエローゴールドとベージュラッカー仕上げのケースにベージュレザーストラップを組み合わせて、より洗練されたスタイルを実現。オパライン文字盤にはドットのミニッツトラックとゴールド仕上げの針があしらわれ、パール状の装飾が施されたサファイアをセットしたリューズを採用する。レギュラー展開でなく、世界150本での限定発売となる。
時計愛好家にとって一見の価値があるタイムピース
カルティエのウオッチメイキングの歴史においても、ジュエリーのような繊細さと気品を兼ね備えたミニウオッチの存在感には際立つものがある。今回、発表された「タンク ルイ カルティエ」と「トーチュ」も、ブランドの高い美意識とクラフトマンシップが凝縮された見事な仕上がり。時計愛好家にとっては一見の価値がある特別なタイムピースといえるだろう。
カルティエ「トーチュ ミニモデル」
スペック:クオーツ。イエローゴールドケース、カーフスキンストラップ。縦26.15×横20.9mm、厚さ6.5mm。日常生活防水。世界限定150本。 ※価格は記事公開時点の税込価格です。
Text/三宅裕丈