「Python」で簡単にGUIを構築できる国産フレームワーク「TkEasyGUI」がv1.0に
プログラミング言語「Python」で簡単にGUIを構築できる国産フレームワーク「TkEasyGUI」が11月7日、v1.0としてリリースされた。開発者は、日本語プログラミング言語「なでしこ」で知られるクジラ飛行机(@kujirahand)氏。 【画像】「TkEasyGUI」のインストールは「pip」で行える 「TkEasyGUI」は、Python向けGUIライブラリ「PySimpleGUI」が突如オープンソースライセンスを廃止してしまったことをきっかけに生まれた代替ライブラリ。PythonのGUIライブラリとしては「tkinter」もよく知られているが、複雑で学習コストが高い。そこで、「PySimpleGUI」の概念を引き継ぎつつ、シンプルかつ手軽にローカルアプリをPythonで書けることに主眼を置いて開発が続けられてきた。ライセンスは「MIT」で、将来にわたりライセンスに変更がないことが明言されている。 「TkEasyGUI」のインストールは、「pip」で行える。「python.org」からダウンロードした「Python」のインストーラーであれば、「pip」は標準で含まれている。 $ pip install TkEasyGUI ポップアップウィンドウ(ダイアログ)を表示するだけなら、以下のコードだけでよい。作成されたアプリは、Windows/Mac/Linux環境で動作する。 import TkEasyGUI as eg eg.popup("Hello World") ソフトウェア情報 「TkEasyGUI」・【著作権者】 クジラ飛行机 氏 ・【対応OS】 (編集部にてWindows 11で動作確認) ・【ソフト種別】 フリーソフト ・【バージョン】 1.0.2(24/11/07)
窓の杜,樽井 秀人