福岡・水巻町で知人の姉を死亡させ強盗の罪 被告は起訴内容を否認
テレQ(TVQ九州放送)
2023年福岡県水巻町で、知人と共謀しその姉を死亡させて、通帳を奪ったなどとされる女の裁判員裁判。初公判で女は強盗致死について起訴内容を否認しました。 強盗致死や有印私文書偽造などの罪に問われているのは、北九州市小倉北区の無職岡村恵美被告(48)です。起訴状などによりますと岡村被告は2023年6月、知人の辻和美被告(52)と共謀し、辻被告が姉のつぐみさんの自宅で催涙スプレーを噴射した上、首を圧迫して死亡させ、通帳や印鑑を奪ったなどとされています。11月14日の初公判で岡村被告は、「共謀していません、無罪です」と、強盗致死罪については起訴内容を否認した一方、生活保護費をだまし取った有印私文書偽造・行使などの罪については認めました。知人の辻被告は強盗殺人などの罪で無期懲役の1審判決を受け、控訴しています。検察は強盗の現場にいなかった岡村被告に殺意はないとして強盗致死の罪で起訴しました。判決は12月12日に言い渡される予定です。 (「辻」はしんにょう)
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