大みそかの北日本は猛吹雪か…関東など日中は16℃超えも夜は急降下【極寒の年越し】除夜の鐘や初詣では防寒対策しっかりと…日本海側は雪の範囲広がる見込み【雪と雨シミュレーション 1月3日まで】
■元旦にかけて冷え込みはさらに厳しく… 大みそかの夜は、次第に冬型の気圧配置に変わるでしょう。沖縄や九州から関東の太平洋側は広い範囲で晴れますが、冷たい風が吹きつけそうです。朝と同じくらいの気温でも、夜の方が寒く感じられるでしょう。 日本海側は雪の範囲が広がります。山陰や近畿北部は、山沿いを中心に所々で雪や雨が降るでしょう。北陸は平地でも雪に変わる所が増えて、山沿いでは積雪が増えそうです。東北は日本海側を中心に雪で、ふぶくでしょう。北海道は荒れた天気が続き、太平洋側でも積雪が急増する所がありそうです。無理のない行動を心がけてください。 2025年、年が明ける頃には、さらに冷え込みが強まるでしょう。 ■元旦は一層寒く、日本海側では氷点下の所も 元日の午前0時から1時の天気分布をみると、沖縄本島や九州、四国、本州の太平洋側は広く晴れる予想です。午前0時の気温は5℃くらいまで下がる所が多く、季節風の影響でいっそう寒く感じられるでしょう。除夜の鐘や初詣は、足元から暖かくしてお出かけください。 山陰や近畿北部は所々で雪や雨、北陸や東北の日本海側は広い範囲で雪が降るでしょう。風の強い状態が続くため、フード付きのダウンコートなど対策が欠かせません。北海道は、太平洋側の雪のピークは越えますが、日本海側やオホーツク海側は断続的に雪が降るでしょう。気温は氷点下の所が多く、凍てつく寒さとなりそうです。 ■大雪になる前、安全に早めの雪下ろしを 屋根に積もった雪は、大雪になる前に、早めに除雪作業をしたいものです。安全に雪下ろしをするための注意点は、次の3つのことが挙げられます。 (1)雪が緩んでいないかどうか、必ず確認 新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。 (2)はしごを使う際は一段と注意 屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。
(3)命綱とヘルメット、建物の周りに雪を残す 万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。 ■30日 雪雨シミュレーション(3時間ごと) 次に年末年始(1月2日まで)の大雪と雨の動きをシミュレーション画像で見ていきましょう。 ■31日 雪雨シミュレーション(3時間ごと) ■1日 雪雨シミュレーション(3時間ごと) ■2日 雪雨シミュレーション(3時間ごと) ■3日 雪雨シミュレーション(午後6時まで)
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