今年で活動20周年!ウクレレプレイヤー名渡山遼が“上達のコツ”を指南「ウクレレがうまくなりたい方に声を大にして言いたいのは…」
山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。7月25日(木)の放送は、ゲストにウクレレプレイヤーの名渡山遼(なとやま・りょう)さんが登場。ウクレレの上達法や愛用のウクレレについて伺いました。
◆ウクレレ上達の秘訣とは?
ダレハナには2021年夏以来の出演となる名渡山さんは、11歳からウクレレを弾き始め、少年時代は“天才ウクレレ少年”として注目されました。そして、現在は日本を代表するトップウクレレプレイヤーとして世界からも高い評価を得ています。 まずは、この日の番組メッセージテーマ“夏の猛特訓”にちなんで、今特訓していることを聞いてみると、名渡山さんは“シソジュース作り”と回答。自宅で育てたシソを使って日々作っているそうで、「僕が目指しているのは、昔おばあちゃんが作ってくれた味。レシピも聞いているんですが、何度作っても到達できない領域で、配分を変えながら特訓中です。シソジュースは夏にめちゃくちゃピッタリで、飲むとすごく元気になりますよ!」とオススメします。ちなみに、シソジュースを炭酸水やお酒で割ってもおいしいそうです。 もちろん、ウクレレの特訓も欠かさないと言い、「曲を弾いて練習することが多いですが、やっぱり、地味な練習ほど重要なんですよね。ウクレレがうまくなりたい方に声を大にして言いたいのは、細かい練習をどれだけ楽しめるかです」とアドバイスを送ります。
◆ウクレレは素材の産地によって音が違う!?
この日はスタジオに、名渡山さんが現在愛用している自作のウクレレを持参していただきました! 素材はホワイトシカモアというもので、これはバイオリンにも使われているそうですが、茶色が主流のバイオリンとは違い、このウクレレは白色が特徴的。この理由として、名渡山さんは「バイオリンは、着色されてあの色に仕上げていますが、(ホワイトシカモアは)無垢の状態だと白なんです」と説明します。 加えて、「最初は真っ白なんですが、経年変化でアメ色に育っていくんです。それが本当にたまらない。毎年表情が変わるんです」と魅力を語ります。ちなみに、ホワイトシカモアはフランスで採れたものですが、ウクレレの素材にはハワイ産とヨーロッパ産があり、産地によって微妙に音が違うそうです。 さらに今回は、その愛用のウクレレで生演奏を披露! 高校生のときに制作したというオリジナル曲「Way To Go!!」を演奏すると、れなちは「素晴らしい!」と感激します。