サッカー日本代表を発表 森保監督が会見(全文1)ベースアップを図りたい
2試合の大きなテーマや試したいことは?
共同通信:共同通信の【デジマ 00:08:49】と申します。森保監督にお伺いいたします。まず今回の2試合の、フル代表のほうですいません、今回の2試合の大きなテーマ、試したいことを伺いたいなと。あとはメンバーをかなり入れ替えてます。今まで主力だった選手も外れて、復帰した選手、新顔の選手も多いと。この辺りの意図というか、外した、これまで主力だった選手が外れた理由、復帰させた理由、新顔に求めるもの、教えていただければと思います。 森保:そうですね、まずはコロンビア、そしてボリビアともに南米で非常に力のあるチームと試合をできるということ、今のわれわれにとって彼らと対戦することで、自分たちの立ち位置、そしてわれわれができること、われわれに足りないことを、この2試合でまた感じることができるかなというふうに思ってます。 試合はもちろん勝つために、勝利を目指して戦いたいというふうに思いますし、その中で先ほどもあいさつの中でお話しさせていただいたような内容、アジアカップから選手を入れ替えてこの3月のキリンチャレンジカップに臨むということで、日本代表としてのベースをさらに広く強固にしていけるように、これからわれわれが臨む戦いの中で、一部のコアな選手だけでしかチームが回らないということがないように、より多くの選手に厳しい戦いを経験してもらって、で、チームの戦い方、コンセプトを分かってもらうことによって、将来の戦いに生かしていければなというふうに思ってます。 そして、南米勢2チームと戦うということで非常に、日本代表としてもそうですけど、日本人のサッカー選手として、チームとしても学ぶべきところはまだまだたくさんあるというふうに思っています。それはどういうとこかといいますと、南米のチーム、非常に技術が高く、あと体の使い方、非常にうまいところ、また、個人での状況の駆け引きというところ、われわれがより身に付けていかなければいけないところがあると思いますので、この試合で選手には感じてもらいながら、われわれスタッフも感じてまた選手にフィードバック、日本のサッカー界にフィードバックできればというふうに思ってます。 チームとしての戦いの中でも、よく、駆け引きということを、よくでもないですね。ときどきお話しさせていただいてますけど、やはり彼らが持っている試合の流れを読み取る力、そして、個人として生かしていく、チームとして試合の流れに最良の判断ができるというところは、われわれ、もっと身に付けていかなければいけないとこだと思いますので、この2試合を通して感じていければなというふうに思っています。 これは、われわれ日本代表の活動だけではなくて、日本のサッカーの発展のためにこういう、われわれがまずいい戦いをすること、そして日本人がどういうことができるのか。そして、足りないとこはどういうとこなのかということをこの試合で、サッカーファミリーとして感じていければというふうに思っています。 司会:では、次の質問いきましょう。では、そちらの3列目の方、はい。今マイク行きます。お願いします。