「木梨アート大サーカス展」、4日開幕!木梨憲武「〝平面〟だった作品の表現が大きくなった」 ア~ッと驚くノリさんの野望「紅白」「国立」「映画」
お笑いコンビ、とんねるずの木梨憲武(62)が3日、横浜市のYOKOHAMA COASTで行われた「木梨アート大サーカス展」(4日~2025年1月13日)の内覧会に出席した。自身のアート作品と最新テクノロジーを組み合わせた体験型の展覧会。イベント後はサンケイスポーツの取材に応じ、今回に続く新たな試みとして映画監督への挑戦を宣言。コンビで33年ぶりとなるNHK紅白歌合戦の出場も熱望した。 1994年の個展初開催から30年。芸術家としても活躍するノリさんが、新境地の展覧会をユーモアたっぷりにPRした。 「(企画した)ソニーさんの技術で、自分の〝平面〟だった作品の表現が大きくなった。横浜中華街に行くついでに遊びに来てくれたら」 これまで2度にわたる全国巡回展で122万人を動員し、米ニューヨークや英ロンドンでも個展を成功させた木梨。2022年秋にソニーから今回の展覧会を提案され、2年越しで形になった。 会場内には8つのエリアを展開。都内にある木梨のアトリエを再現したり、花を描いた作品から香りが漂ったりする仕掛けのほか、アートに体をはめ込むアスレチックのような「アートレチック」など、木梨の芸術を五感で楽しめる。 内覧会の朝まで作業に没頭した木梨は「横浜にもアトリエができたみたい」と満足げ。「サーカスのように音楽、アート、ドラマとか、どの〝競技〟にも参加させてもらって楽しくてしようがない」と充実の表情だ。 新たな試みにインスピレーションを受けたようで、「映画監督をやりたい」とニヤリ。「最近お友達になった(俳優の)光石研さんと脚本から動いていて、製作してくれる会社を探している」と構想を明かした。 この日は〝絶口調〟。先月8、9日に29年ぶりの日本武道館公演でコンビの音楽活動を再開。大みそかの紅白出場に向け「NHKさんから『こ』の字も出ない」と嘆きつつ、「年末年始のハワイ旅行をキャンセルして、『情けねえ』『一番偉い人へ』『ガラガラヘビがやってくる』でリハーサルをやっている。前日にでも話が来たら出ます」とラブコールを送った。 さらに「もう展覧会の話に戻さなくていい」と勢いは止まらず。「武道館の追加公演を国立競技場でやりたい」とブチ上げ、「中央のステージで歌って嵐になりたい」と国民的グループを引き合いに。「イメージを言うと、そうなっていくもの」。サーカスのように、あっと驚く展開が待っているかもしれない。(渡邉尚伸)