「だってタケ上手いから」バスクの少女が久保建英推し、肩ポンポンされたボールボーイは…“画面に映らない愛されぶり”をカメラマンは見た
ピッチ投入前、笑顔でボールボーイの肩に触れる姿も
その久保は残念ながら、冒頭の通りベンチからのスタートとなった。 試合前のアップでは、技ありのボール回しを見せながら、満面の笑みを見せるようなシーンもあった。 久保不在のソシエダだったが、多くのチャンスを作り出した。しかしゴールを奪うことができずにいると、前半30分、1本のロングボールから守備ラインの裏を取られ先制点を奪われてしまった。 しかし直後の32分に久保に代わって右WGとして先発出場のシェラルド・ベッカーがゴールを奪い同点とし、その後もソシエダは好機を得るが、得点できないまま前半を終える。 ハーフタイムのピッチ上では、サブ組として久保がアップに励む姿が見られた。 目立ったテーピングなどはなく、その軽快な動きからは、後半途中での投入を予想させるものがあった。 後半に入ってベンチよりピッチ脇のアップエリアに久保が姿を見せると、拍手が起こり、また最前列から久保への歓声が送られた。 その久保は、ボールボーイの肩にそっと触れてコミュニケーションをとるようなリラックスした雰囲気を見せていたが――アップに入ると激しさを増し、ストップアンドダッシュを繰り返すなど、怪我の影響を感じさせなかった。
オヤルサバル先制弾のち久保投入で流れは良かったが
試合は後半14分、ベッカーのアシストからミケル・オヤルサバルがゴールを奪い、ソシエダがリードを奪った。大怪我からの復帰、そして順調にコンディションを上げてきたキャプテンの逆転ゴールに会場はヒートアップ。ゴール裏ではファンが一塊となって喜びを爆発させ、またピッチ脇ではアップ中の選手も拍手を送った。 そして25分、アンデル・バレネチェアに代わって久保がピッチへ投入された。 ソシエダがリードしている緊急性のない状況での投入だったことや、アップ時の様子からも怪我の不安は払拭されており、チームへの復帰が遅れたことが先発回避につながったようだ。 またアルメリアも同タイミングでFWアントニー・ロサノを投入し、攻撃の機運を高めている。 久保は、早々に相手に囲まれながらのドリブルを見せた。それ以降は右サイドに張りボールを要求したが、なかなかボールを引き出すことができず、試合に関与することがあまりできなかった。
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