球場も拍手喝采! 『川瀬vs川瀬』1軍の舞台で“兄弟対決”が実現 兄・ソフトバンク川瀬晃 弟・オリックス川瀬堅斗
◇プロ野球パ・リーグ ソフトバンク8-3オリックス(13日、京セラドーム) ファン待望の“兄弟対決”が生まれました。 ソフトバンクの川瀬晃選手とオリックスの川瀬堅斗投手は実の兄弟。弟・堅斗投手が7月30日に支配下登録となり、ファンの間ではプロの舞台での兄弟対決に注目が集まっていました。 1度ファームの練習試合での対決はあったものの、1軍での対決はいまだなし。本人たちも待ち望んでいた兄弟対決がついに実現しました。 8回途中にマウンドを託された堅斗投手は3人目の打者を迎えます。打順通りでは牧原大成選手が打席に向かうところ、打席には代打として兄・晃選手が向かいます。 場面は2アウト1、2塁。堅斗投手は初球、内角低めのストレートを投じるもボール。続いて、低めのストレートでファウルとします。さらに内角低めの変化球でボール、チェンジアップでストライクとしたカウント2-2。5球目のストレートでセカンドゴロとし、兄弟対決は堅斗投手に軍配が上がりました。 兄・晃選手は1塁ベースを踏むと柔らかな笑みを少し浮かべながらベンチに引きあげます。一方、弟・堅斗投手も笑顔でベンチに引きあげ、チームメートたちに迎えられました。 この対決を待ち望んだファンが多かったのか、球場のファンからは大きな拍手が起こります。さらにSNSでも「川瀬兄弟対決トリハダ立った」「兄弟対決実現おめでとう」「兄弟対決とは小久保監督も粋なことをした」といった声が上がっています。