上村愛子さんと皆川賢太郎さんが離婚発表「お互いを尊重し合いながら導き出した結論」昨年12月に婚姻関係を解消 09年に結婚【報告全文】
アルペンスキーで五輪4大会連続出場の皆川賢太郎さん(47)と、モーグルで五輪5大会連続入賞の上村愛子さん(44)が2日、離婚したことを発表した。23年12月9日に「婚姻関係を解消」していたという。理由については「引退からコロナ禍など、移り変わる社会や時間の中で、私たちもお互いの人生観について話し合う機会が自然と増えていき、お互いを尊敬し合いながら、人生の目的や大切に思う事を尊重しあいながら話し合いを続ける中で導き出した結論です」としている。 【写真】丁寧な読みやすい楷書の署名 長文の離婚報告 2人は09年に結婚していた。 連名での報告文は次の通り。 「いつも支えていただいている皆様へ 私事になりますが、本日は改めてご報告がありお知らせさせて頂きます。 昨年の2023年12月9日、皆川賢太郎と植村愛子は婚姻関係を解消致しました。 冬季シーズンやパリ五輪が終わり、少し落ち着いたタイミングでのご報告となってしまいました事、失礼やご迷惑をお掛けしておりましたらこの場をお借りしてお詫びさせて頂きます。 私たちは、競技者として世界の高みを目指す中で出会い、戦友であり同志として過ごす中、お互いを支え合える大切な存在として2009年に夫婦となり、最も信頼できる家族となりました。 競技人生では互いに湧き出る感情を取りこぼさず、生活や環境、成し遂げたい夢に向かって時間を使い続けました。金メダルを取ること、世界一になる事を目指し最後まで走り切る事が出来た現役時代には、本当に多くの方々に支えて頂きました。冬季競技への興味関心を頂き、一緒に盛り上げていただき、冬季競技と私達を応援頂けました事を改めて心から御礼申し上げます。 世界一を目指す日常から、引退後は社会やビジネスで求められる役割を模索する中、皆川はスキー連盟改革やスノーリゾート再生を生業に東京や地方へ。上村は自然環境を愛し、自然から学び、季節の移ろいを感じられる環境を好んで過ごしながら、雪やスキーという共通言語は変わらずに、様々な出来事や想いを共有しながら過ごしてまいりました。 引退からコロナ禍など、移り変わる社会や時間の中で、私たちもお互いの人生観について話し合う機会が自然と増えていき、お互いを尊敬し合いながら、人生の目的や大切に思う事を尊重し合いながら話し合いを続ける中で導き出した結論です。 夫婦という形は変わってしまいますが、これからもお互いの良き理解者として、また人生の戦友、同志として、過ごしてまいります。皆様には変わらぬお付き合いを賜れます様に心からお願い申し上げます。 今後、私達にどれだけの役目があるかは分かりませんが、雪に育てられた私達に出来ることを模索しながら、次世代や子供達、冬季産業の未来に少しでも貢献したいと心から願っております。 改めてご報告が遅れてしまいました事を心よりお詫び申し上げます。 皆川賢太郎、上村愛子」