巨人・菅野智之 経験の力で試合をつくったベテラン右腕 7回のピンチを切り抜けた意地は見事【荒木大輔のPitching Analysis】
7月1日の阪神戦に先発した菅野は「丁ねいに一人ひとりという気持ちで投げました」と語った[写真=桜井ひとし]
勝利を得ることはできませんでしたが、菅野智之投手が7回110球を投げたことが巨人にとっては大きかったと思います。今季3試合目の先発マウンドに立った菅野投手。しかし、立ち上がりから球数を要します。先頭の近本光司選手には9球(結果は二ゴロ)を使うなど、初回に23球。まずは、外角への制球に注目しようと考えていたのですが、きちんと投げ切れていなかったです。 以前はいわゆる“原点能力”・・・
本文:1,169文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール