「リセットが必要な時もあるが…」大谷翔平、第3戦も先頭打者を継続!? 無走者時に19打数無安打でも変更なし「あり得ないことだ」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、レギュラーシーズンとは打って変わり、ポストシーズンでは無走者時に19打数ノーヒットと苦戦している。現在は得点圏打率の方が高くなっている状況だが、ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督はニューヨーク・メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦も先頭打者で起用することを明言した。米メディア『ESPN』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷はポストシーズンにおいて、無走者時は19打数無安打だが、走者がいる時には8打数6安打の成績を残していた。今季のレギュラーシーズンで、大谷はムーキー・ベッツ内野手が負傷離脱するまでは2番・指名打者(DH)を務めていた時期があり、打順が変わることに慣れている。先頭打者として90試合、二番打者として69試合で打席に立っており、現在の状況を考えると二番打者に変更するという選択肢もあるだろう。 しかし、ロバーツ監督は「すべての打者がそうであるように、彼もリセットしなければならない時がある。特定の投手が悪い癖を誘発することもある。 しかし、翔平を4番や3番に転向させようと考えるのは、あり得ないことだ」とし、大谷を打線の下位に下げないことを明言。また、各メディアが無走者時の19打数ノーヒットについて騒いでいることに関しては「物事が変わるのは面白い。以前は翔平が得点圏に走者がいる時にヒットを打てないのではないかと心配されていたが、今は走者を塁に出させて翔平がヒットを打てる方法をみんなが模索しているよね?ちょっと滑稽に思える」と述べている。
ベースボールチャンネル編集部