民間から「公務員」への転職ってどうですか? 26歳で「年収400万円」の営業職ですが、今からでもチャンスはあるでしょうか?
公務員に転職するメリット
公務員の年収は、民間企業と比べて高いことが分かりました。また、公務員には、収入や身分の安定、福利個性の充実、社会的信頼度の高さ、公務員ならではのやりがいといったメリットがあります。 ・収入や身分の安定 民間企業では、業績が悪化すると賞与が未支給になったり、リストラされてしまったりする可能性があります。一方、公務員の場合は、給与の未払いやリストラに遭う可能性はほぼないでしょう。 ・福利厚生の充実 公務員は、住宅・通勤・扶養・単身赴任・管理職・広域異動などの各種手当があります。また、介護や病気などの特別休暇が、国や各地方自治体によって規定されています。 ・社会的信頼度の高さ 公務員は、収入や身分が安定しているため、社会的信頼度の高い職業の1つです。そのため、クレジットカードや住宅ローンなどの審査に通りやすいというメリットがあります。 ・公務員ならではのやりがい 公務員は、国(国民)や地方自治体(住民)のために働く職業です。そのため、仕事を通じて国や地域に貢献したいと考えている人には、民間企業とは一味違ったやりがいを感じることができるでしょう。
公務員に転職したいなら中途採用試験に挑戦しよう
公務員は、ほぼ毎年中途採用試験が実施されるため、民間企業からの転職のチャンスは常にあります。試験内容は、各省庁や地方自治体などによって異なりますが、おおむね筆記試験、口述試験、論文、面接などで構成されています。 収入や待遇の充実だけでなく、国や地域のために働くというやりがいを感じられるのも、公務員という職業の魅力です。公務員の中途採用試験は倍率が高い場合が多く、時には数十倍になることもあるのですが、実際に就職するかどうかは別にして、公務員に転職したい気持ちがあるのなら、一度挑戦してみてはどうでしょうか。 出典 人事院 国家公務員給与の実態 人事院 令和5年 人事院勧告・報告の概要 総務省 地方公務員給与の実態 国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部