テニス界初 タイムアウト制度導入、国別対抗戦で新ルール「流れを変える可能性」<テニス>
ユナイテッドカップ
12月27日に開幕するテニスの国別対抗戦ユナイテッドカップ(オーストラリア/パース/シドニー、ハード)は20日、今大会の混合ダブルスでテニス界初となるタイムアウト制度を導入すると発表した。 【 ルール変更、試合中に知る「冗談だろ」】 ユナイテッド・カップは男女混合で行われる国別対抗戦。18ヵ国が3チームずつ6グループに分かれてラウンドロビン(総当たり戦)で対戦する。対戦方式は男女シングルス各1試合と混合ダブルス1試合の計3試合で争われ、各グループで1位となった6ヵ国と、2位となったチームのうち各都市で成績上位となった2ヵ国の合わせて8ヵ国が準々決勝に進出する。 今回発表されたタイムアウトの新ルールは混合ダブルスに適用され、サービス側の国がゲーム中の任意のタイミングで1度だけ使用することができる。使用すると試合が中断され60秒間のタイムアウトが始まり、チームで話し合うことができる。なお、ファーストサービスとセカンドサービスの間では使用できない。 チームスポーツではしばしばみられるこのタイムアウトのルールをテニス界で適用するのは初の試み。トーナメントディレクターは今回の発表に際し「タイムアウトはプレーを一時中断させチームが戦略を話し合い、試合の流れを変える可能性のある時間となる」とコメントしている。
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