小学校・中学校・高校の教員のなかでどれが一番年収が高い?採用試験倍率も比較してみた
小学校・中学校・高校の教員になる方法
小学校・中学校・高校の教員になる流れは以下の通りです。 1.教員免許状を取得できる大学・大学院・短大などで必要な単位を取得する 2.教員採用試験に合格する 基本的に上記の流れとなり、小学校・中学校・高校で違いはありません。教員免許状には「第一種免許状」「第二種免許状」「専修免許状」の3つに分かれ、卒業した学校によって交付されるものが異なります。 また、義務教育学校の教員になる場合は、小学校と中学校の両方の教員免許状が必要になります。中等教育学校の教員になる場合は、中学校と高等学校の両方の教員免許状と、教える教科ごとの教員免許状がそれぞれ必要です。
平均年収・採用試験倍率で最も高いのは高校教員
文部科学省の調査結果によれば、平均年収424万5600円、採用試験倍率5.3といずれも高校教員が最も高いことが分かりました。高校教員になるためには、小学校や中学校の教員よりも専門性の高い勉強をしたり、ときには実用的なスキルを学ぶ科目を習得したりする必要があるようです。 さらに、授業以外にも部活動や進路相談にもかかわるようです。生徒の将来を決定するための重要な場面にも立ち会うことでしょう。経験を重ねれば、役職がつき年収が上がることも多いようです。年収もさることながら、やりがいも非常に大きい職種ともいえるでしょう。 出典 総務省統計局 eーStat 政府統計の総合窓口 学校教員統計調査 学校教員統計調査 令和4年度 第1部 高等学校以下の学校及び専修学校,各種学校の部 教員個人調査 小学校 表番号25 給料月額別 職名別 教員構成 総務省統計局 eーStat 政府統計の総合窓口 学校教員統計調査 学校教員統計調査 令和4年度 第1部 高等学校以下の学校及び専修学校,各種学校の部 教員個人調査 中学校 表番号36 給料月額別 職名別 教員構成 総務省統計局 eーStat 政府統計の総合窓口 学校教員統計調査 学校教員統計調査 令和4年度 第1部 高等学校以下の学校及び専修学校,各種学校の部 教員個人調査 高等学校 表番号57 給料月額別 職名別 教員構成 文部科学省 令和4年度公立学校教員採用選考試験の実施状況(第1~第11表) 文部科学省 教員免許制度の概要 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部