B2福岡が昇格争いのライバルA千葉に完敗 課題のボール運びでミス連発 浜口炎監督「クリアしないと良いゲームにならない」
◆りそなBリーグ2部(B2)福岡77―97A千葉(18日、照葉積水ハウスアリーナ) 西地区のライジングゼファー福岡がホームで1部(B1)昇格争いのライバルとなるA千葉に力負けし、通算2勝3敗となった。東地区のA千葉は開幕5連勝。 ■一丸で快進撃!仲良し自撮り14ショット【写真】 相手は2季連続でB2東地区を圧倒的な成績で制し、今季も開幕から連勝を続ける。悲願のB1昇格を目指す福岡にとって試金石となる一戦だった。点の取り合いとなった前半は中村太地が3本の3点シュートを決めるなど外角シュートも決まり、48―44で後半へ。しかし3点シュートの成功率が落ちた第3クオーターに逆転されると、ターンオーバー(TO)を重ねて突き放された。 TOの数はA千葉の10回に対し、福岡は19回。浜口炎監督は「A千葉本来の良いディフェンスにボール運びの段階でミスが出てしまったことがもったいなかった」と振り返る。ボール運びのミスは開幕前に行われた天皇杯や、鹿児島との開幕週でも相次いだ。長身選手をそろえ、インサイド勝負を武器とする福岡にとって弱点となっている。浜口監督は「ボール運びをクリアしないと良いゲームにならない。もう一度修正できるポイントをつかんで、もう一回チャレンジしたい」と強敵撃破へ気合を入れ直した。 19日も午後3時5分から、照葉積水ハウスアリーナでA千葉と戦う。
西日本新聞社