阪神・岩崎 手応え!復活の16球 5日ぶり登板無失点「これからそうなるように」
「ロッテ5-4阪神」(31日、ZOZOマリンスタジアム) 阪神救援陣に欠かせない左腕が帰ってきた。岩崎優投手が5日ぶりの登板で1回無安打無失点。「これからそうなるように頑張ります」と、復調へ手応えをつかむ16球だった。 【写真】頬を膨らませた岡田監督「もうええわ」とだけ言い残し球場を後に 1点リードの八回から登板。先頭の代打・愛斗は3球で追い込んだ後、3球連続のファウルで粘られた。それでも最後はこの日最速145キロの外角直球で空振り三振に仕留めた。 続く中村奨は外角チェンジアップでタイミングを外してボテボテの遊ゴロ。2死後は佐藤を外角スライダーで空振り三振。仕事を終えるといつも通り表情を変えず、マウンドを降りた。 今季は開幕からゲラとダブルストッパーとして奮闘。だが、疲労からか5月26日・巨人戦では延長十回に決勝点を許し、2敗目を喫していた。岡田監督は「岩崎はちょっとボールがいってない。調子悪いな」と話し、同戦以降は登板させず、29日・日本ハム戦は休養で今季初のベンチ入りメンバーを外していた。 満を持しての登板で左腕が結果で応えたことは、敗戦の中でも明るい材料となった。