大山『丸鶴』しっとりチャーハンのレシピを大公開
ラード
ラードは一斗缶で仕入れている。「火入れしておらず、固形であることが必須」と岡山氏は語る。丸鶴のしっとりとした旨いチャーハンには欠かせない油分はラードなのだ。とはいえ、入れ過ぎには注意が必要である。 「純正ラード」をAmazon。co。jpで見る。
手間はかかるが不可欠! 門外不出のジャンユー
チャーシューと同様、毎朝仕込まれるのが『ジャンユー』だ。ラーメン醤油といったほうがわかりやすだろうか。チャーハンをはじめ、ラーメンなど丸鶴の様々な料理の味付けに欠かせないこの調味料も岡山氏が編み出したレシピで作られている。 細かな分量は秘密とのことだが、今回、ジャンユー作りの使用材料を余すことなく教えていただいた。チャーハンにおける投入量は少々だが、このジャンユーなくして丸鶴のチャーハンは仕上がらない。配合を調整しながら、ぜひ自分好みのジャンユーに辿り着いていただきたい。
秘伝のリスト
「カラメル」をAmazon。co。jpで見る。 チャーハンのパートナーといえば、ラーメンスープだ。ジャンユーを自作することで、このラーメンスープも自作できるようになる。ジャンユーに豚と鶏を炊いたスープを注ぎ入れ、ネギを散らせば完成だ。
レタス
岡山氏が並々ならぬこだわりを見せる材料のひとつがレタスチャーハンに用いるレタスだ。仕入れにこだわっていることはもちろんのこと、そのまま使わないのが丸鶴の流儀だ。丸鶴では天然性ミネラルウォーターが引ける蛇口を設備しており、大き目に千切ったレタスにその水を吸わせたうえで、冷蔵庫で冷却する。こうした手間を経たレタスは驚くほどにシャキッとした食感となる。美味しさのために費用と手間暇を惜しまないのが岡山氏の信条だ。
いよいよ特別公開! パラパラと決別するためのレシピ
岡山氏が編み出した本当に旨い“しっとりした”チャーハン。 手間抜き、簡単、失敗知らず……、そんな言葉とは無縁の経験と勘がものを言う、少々“不親切”な有り難いレシピをどうぞ。
材料(1人分)
・ラード……鍋肌を覆う程度 ・玉子……1個 ・白飯……1杯分 ・チャーシュー……茶碗1杯分 ・オイスターソース……小さじ1 ・コショウ……6振り ・ジャンユー……少々 ・塩……少々 ・旨味調味料……少々。