２回無死、右中間に先制のソロ本塁打を放った筒香嘉智（カメラ・上村　尚平）

◆ＳＭＢＣ日本シリーズ２０２４第６戦　ＤｅＮＡ―ソフトバンク（３日・横浜） 　１９９８年以来、２６年ぶりの日本一に王手をかけているＤｅＮＡ。０勝２敗で迎えた第３戦から、敵地で３連勝と勢いに乗って王手をかけて迎えたゲームの初回は１死二塁のピンチを先発・大貫が抑えて第３戦の２回から２７イニング連続無失点となり、１９５８年の西鉄（巨人戦）の２６イニングを上回って新記録となった。 　両軍無得点の２回には、「５番・左翼」でスタメン出場した先頭の筒香が中堅右へソロ本塁打を放って先取点。「自分のスイングをすることを心掛けて打席に入りました。チームの勢いをつける結果になり良かったです」と笑顔で振り返った。 　さらに戸柱、森敬の連打で１死二、三塁のチャンスを作ると、大貫は空振り三振に倒れたが、２死から桑原が三遊間を破る左前への２点適時打を放ってリードを３点に広げると、３回２死満塁で森敬がフルカウントから押し出し四球を選んで４点目を奪った。 　今季、日本球界に帰ってきた「ハマの大砲」筒香の一発にネットも沸騰。本塁打直後には「筒香ホームラン」のワードがＸ（旧ツイッター）のトレンドで２位まで急浮上。ネット上には「筒香、先制弾！　横浜の空高く、鮮やかな一発！」、「やった！！　筒香嘉智！！！　ホームラン　ありがとう！！」、「筒香選手、バックスクリーン横に運ぶ！！先制ホームラン」などの興奮気味の声が集まった。