写真：Motor-Fan

データシステム 『テレビキット TTV-443 / TTV-443S / TTV443B-D』【CAR MONO図鑑】～ 自動車メーカー純正カーAVシステムで走行中のテレビ視聴やナビ操作を可能にする『テレビキット』にランドクルーザー250対応モデルが登場。加工を施さず目立たない取り付けが可能だ。 REPORT●浜先秀彰（HAMASAKI Hideaki） 問い合わせ：データシステム 電話：086-445-1617 !TTV-443（切り替えタイプ）……2万7280円（税込） TTV-443S（スマートタイプ）……2万7280円（税込） TTV-443B-D（ビルトインタイプ）……2万7280円（税込） ほとんどの自動車メーカー純正カーAVシステムは車両の走行を検知すると自動的にテレビやDVDなど映像系AVソースの画面が見られなくなり、音声のみに切り替わってしまう。また、カーナビの複雑な操作（目的地検索や各種設定の変更）もできない。もちろんドライバーに対する安全対策だが、せっかくの高画質大画面ナビも十分に活用できず同乗者には大きな不満となる。 データシステムの『テレビキット』はそんな悩みを解消するアイテム。スイッチをONにするだけで、これらの制限をすべてキャンセルして走行中も停車中と変わらない感覚で利用できる。クルマが動き出してもテレビ映像が表示されたままで、カーナビの操作も可能だ。 今回ラインアップされたのはランドクルーザー250に対応する『TTV443』、『TTV443S』、『TTV443B-D』の3タイプとなる。いずれも機能は共通だが操作スイッチが異なり、『TTV443』は好みの位置にインジケーター内蔵小型スイッチを取り付ける“切り替えタイプ”、『TTV443S』は純正ステアリングスイッチを利用する“スマートタイプ”、『TTV443B-D』は純正スイッチホールに純正と同形状のスイッチを埋め込む“ビルトインタイプ”となる。 本体の取り付け作業はカプラー接続だけなので、車両側配線を傷つけず加工も不要だ。クルマを手放す場合など純正状態にも戻しやすい。ちなみにLCA（レーンチェンジアシスト）機能やナビ機能に影響を与えない設計ではあるが、テレビキット作動中はナビの自車位置マークの動きや精度に差が出たり、ルート案内時に画面に表示される残距離より近い距離の音声ガイドを行なう場合がある。 〈適合車種/年式/型式〉 ランドクルーザー250・ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)(12.3インチ)　令和6年4月～　GDJ250W/TRJ250W ランドクルーザー250・ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus(12.3インチ)+JBLプレミアムサウンドシステム　令和6年4月～　GDJ250W