今季初完封勝利をあげた阪神・西勇輝投手(写真：時事)

◇プロ野球セ・リーグ 阪神1-0巨人（12日、甲子園球場） マジックを5としている阪神。優勝目前の大事な試合を任された先発・西勇輝投手は、巨人打線を相手に9回117球を投げ被安打2、6奪三振無失点で7勝目。今季初完封勝利を挙げました。この日、2位・広島が敗れたため優勝マジックは3となっています。 【画像】「らしさが出てる」阪神先発・西勇輝がサクサク6回無失点　67球で被安打わずか1 西投手は試合後、「坂本（誠志郎）といつも通り話し合って自分たちの形ができたし、最後まで引っ張ってくれたおかげで長いイニング投げることができた」と女房役・坂本捕手あっての好投だったと語りました。 チームは7連戦の初戦でしたが「先発が一人でも多く長いイニング投げるっていうのは練習前からみんなで話してましたし、7連戦の頭をしっかり投げることができて良かったです」とこの試合を振り返りました。 西投手は7月5日に1軍登録を抹消され、復帰するまでの約1か月半チームを離れていました。それでも復帰後は安定した投球を見せ、この日の完封劇につなげました。西投手は「チームの足を引っ張っている自分がいた。自分が1か月半、仲間やいろんなサポートがあって、まわりの方々のおかげでまたこうやってマウンドに上がることができて、たくさんの方々にたくさんの応援をしていただいて本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と周囲への支えに対し感謝の言葉を口にしました。