原点に戻って、「石油ストーブ」がガスや電気よりも安くて熱効率がいいって本当?
電気ストーブ
電気ストーブは、電気を使用して空気を暖める暖房器具です。一般的には持ち運びが容易なコンパクトなサイズが多く、電源を入れるだけですぐに使用できるため、利便性に優れています。さらに、灯油やガスの使用が不要です。石油ストーブやガスストーブに抵抗がある場合は、特におすすめです。 本項では、電気ストーブのメリットやデメリット、費用について詳しく見ていきましょう。 ■メリット・デメリット 電気ストーブのメリットは、次のとおりです。 ●灯油やガスが必要ない ●素早く暖まる 電気ストーブは電力を使用するため、灯油やガスの用意が不要です。また、石油ストーブのような嫌な臭いを気にせずに利用できます。コンパクトなサイズが多いので持ち運びしやすく、素早く暖まるので便利です。 一方、電気ストーブのデメリットは、次のとおりです。 ●部屋全体を暖めることは難しい ●電気代がかかる 電気ストーブは暖房の範囲が限定されているため、部屋全体を暖かくすることが難しく、ピンポイントでの使用が適しています。また、電力を使用するため、電気代がかかります。 ■費用 電気ストーブは、安いものだと3000~5000円程度で購入できます(カーボンヒーターの場合)。仮に消費電力が350~1000Wの電気ストーブを7時間使用した場合、電気代はおおよそ75.95~217円となります。 ※電気代の目安単価は31円/kWh(税込み、全国家庭電気製品公正取引協議会より)
設置場所やコスパも考慮して石油・ガス・電気のストーブを選択しよう
石油ストーブは、速暖性があり、体の芯から心地よく温めることができます。風を発生させないため、ホコリの舞い上がりや乾燥もおさえることが可能です。コスパも悪くないのですが、灯油の調達や補充には手間がかかり、換気が必要な点にも注意が必要です。 石油ストーブ以外にも、ガスストーブや電気ストーブなど、さまざまな暖房器具が存在します。設置場所やコストの面も考慮して検討してみましょう。 出典 経済産業省資源エネルギー庁 石油製品価格調査 調査の結果 1.給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油)<調査結果> 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部