【オートレース】森且行、8→3→2着で準決勝戦進出!「頑張りますよ!」~伊勢崎G2稲妻賞
オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は7日、群馬県伊勢崎オートレース場で開催中のナイターG2「稲妻賞」3日目・第7レース「準々決勝戦B」に出走。8車立ての7枠から発進すると、道中はインコースを鋭く周回して先行勢を突破。2着まで押し上げてゴールインを果たした。初日は最下位の8着に沈んだが、2日目は3着、そしてこの日は2着と尻上がりモードで成績を上げて、見事にセミファイナルに駒を進めることに成功した。 ロッカーへ戻った森は、ホッとした表情を浮かべながら激闘を振り返った。「いやあ、勝負タイヤを履いたけれど滑ったねえ~。でも立ち上がりは食いついてくれたからね。エンジンはどうなんだろう。なんか短い(独特の表現)のかな。足に幅がない感じです。またエンジンをばらしたいし、練習にも行かせていただきま~す(整備に練習に頭が下がります)」 さあ、4日目・8日はいよいよ準決勝戦だ。第12レース(午後8時30分発走予定)に登場する。ここで1、2着以内に入れば、栄えあるファイナリスト8人にその名を連ねることができる。「優勝戦に行って欲しい? はい、頑張りますよ! でも、メンバーもすごいし、スタートを行かなければいけないけれど、フライングを持っているしなあ…。それでもスタートを決めて欲しい? うん、わかったよ! でもなあ、あまり乗せられちゃうと、また赤ランプ(フライング)が付いちゃったらまずいでしょ~(苦笑い)。まあ、なんとか切れたらいいよね~」 ちなみに、いつも森はライバルたちのレースを本当に楽しそうに観戦している。「速いよ~、シューヘー(全国ランク1位の青山周平)」とか、「そこ回れるのか?」とか、「やっぱり後ろからは滑って追っていけないよなあ」とか、まるでオートレースファンのように熱心にテレビモニターをガン見して、独り言をもらしている。「もしも、選手になっていなかったら、今でもオートレースのファンだった? う~ん、やっぱりずっとファンとして見ていたんじゃないかなあ。マフラーが変わって音が小さくなって面白くないよ~とか言いながらもやっぱり見ているんじゃないかなあ」 同じ選手としてだけなく、ファン目線、感覚でオートレースに興奮している森さんを眺めていると、妙にほっこりした気持ちになります。ぜひ準決勝戦でもホットな走りを披露して、応援してくれるリアルファンをぜひ楽しませ、興奮させてあげてください。
報知新聞社