日産と統合協議のホンダ・三部社長「救済ではない」と会見で強調 26年8月にも統合へ
ホンダと日産自動車は23日、経営統合の本格的な協議入りを発表した。合流を検討する三菱自動車を含む3社で開いた記者会見でホンダの三部敏宏社長は、「(経営不振に陥った日産の)救済ではない。2030年をみて、我々が競争力を持つために検討を始める」と強調した。統合には、日産の「ターンアラウンド(事業再生)」の実行が条件の一つになるとして、「自立した2社でなければ(統合による)企業価値向上のゴールに届かない」と述べた。 両社は23日、協議により最終合意すれば2026年8月に経営統合する予定だと発表した。