【プレビュー】インドネシアに続き中国相手に勝利を手にすることができるか。 敵地連戦の第2ラウンドが幕を開ける|日本代表
【サッカー日本代表 プレビュー】日本代表は19日にワールドカップ(W杯)アジア最終予選で中国代表と対戦する。
アウェイ連戦となる11月のワールドカップ最終予選。日本は19日、敵地で中国代表と激突する。 日本は15日、敵地でインドネシア代表と対戦した。開始早々は悪天候の影響もあり、非常に難しいゲームの入りを求められた中、相手のWBの裏や最終ラインの背後を突く攻撃に苦戦。ゴールを脅かされる場面を作られてしまう。それでも徐々に落ち着きを取り戻し始め、35分には守田英正→鎌田大地と繋ぎ、最後はクロスが相手のオウンゴールを誘って先制点の奪取に成功した。 これで一気に主導権をつかんだ日本は、40分に南野拓実が見事なシュートを沈めて追加点を奪取。後半もうまくゲームをコントロールしながら時間を進め、守田英正と菅原由勢にゴールが生まれて4点のリードを奪った。立ち上がりこそ不安定さが見えた守備陣も後半は体を張った守備で対抗。そのまま試合を終え、大量4得点で勝利を手にすることとなった。 迎える今節の中国戦を前にした状況としては、現在4勝1分の勝ち点13で2位に勝ち点7差をつけている。もちろん中国に勝利しても予選突破が確定するわけではないが、来年に予定される残り4試合の戦いに向けて大きなアドバンテージを得ることになる。インドネシア戦の守備面の課題等々を改善してうまく試合に臨んでいきたい。 メンバーに関しては多少の変更もあり得るだろう。久保建英や伊東純也といった選手がスタートから起用される可能性もあるはずだ。インドネシア戦では菅原らここまでチャンスの少なかった選手が結果を残した。新たに起用される選手も、少ない出番をしっかり生かして結果を手にしていきたいところだ。 一方、中国は初戦の日本戦に0-7と大敗した後に3連敗を喫したが、連勝で巻き返してオーストラリア、サウジアラビアと同じ勝ち点6の4位まで浮上してきている。エースのウー・レイが負傷するなど、主力に欠場者が出ている状況ではあるが、粘り強い戦いを仕掛けてくる相手に油断はできない。スコアレスのまま時間が進むと、相手の図中にはまってしまう可能性もあるため、早めの先制点が鍵を握りそうだ。 W杯の出場に大きく近づくためにも重要な一戦。注目の試合は19日21時キックオフだ。