藤波朱理が日体大壮行会で決意新た 「金メダルを獲得して歴史を変えていきたい」
日体大のパリ五輪・パラリンピックに向けた壮行会が30日、東京都内で行われた。レスリング女子53キロ級で133連勝中の3年生、藤波朱理(20)は伝統の応援スタイル「エッサッサ」などでエールを送られ、「最高の準備をして、最高のパフォーマンスをしたい」と意気込んだ。 【写真】仲良くポーズを決める日体大の藤波朱理と父の俊一さん 壮行会には卒業生も参加。藤波は憧れの柔道女子52キロ級代表の阿部詩(パーク24)からも激励を受け「同じ大会に出られるのはうれしい。『一緒に頑張ろうね』とか、『終わったら一緒においしいもの食べようね』と話をしています」と、先輩との約束を明かした。 日体大からはOBでバレーボール男子の高橋藍、大学院生で女子板飛び込みの三上紗也可らを合わせ30人がパリ五輪に出場。女子レスリング部からは五輪初出場となる藤波は「心強いです。初出場だけじゃなくて金メダルを獲得して歴史を変えていきたい」と活躍を誓った。(山下幸志朗)