氷点下、築50年の家に一人で暮らす認知症の母のヒートショックが心配!遠距離で息子が考えた対策とは?「一番はなるべく実家で一緒に生活することだが・・・」
【5】介護施設の越冬プランを検討
このように場所や時間帯を考えながらヒートショックの対策を行っていますが、それでも完璧とは言えません。なぜなら母はヒートショックをまったく気にしていないので、寒い場所と暖かい居間を自由に行き来してしまうからです。 本当は実家をリフォームして、高気密で暖気が逃げない家にしたいところですが、金銭的に余裕がありません。DIYで居間の天井に断熱材を入れましたが、あまり効果はないようです。 介護施設によっては、寒い冬の数か月間だけ入居できる越冬プランを用意しているところもあります。わが家も検討してみたのですが、母が慣れない環境で生活できずに、活動量や筋力の低下につながるリスクを考え、止めました。
一番の対策はできるだけ母の側にいること
1番有効だと思っているヒートショック対策は、わたしができるだけ岩手の実家で生活することです。わたしはこまめに暖房をつけるので、一緒にいる母は自然と暖かい環境で生活できます。 とはいえ、最大で2週間程度までしか実家にいられないので、東京に居るときはスマートリモコンを使って、エアコンをこまめに遠隔操作しながら、母のヒートショック予防に努めるしかないのが現状です。 今日もしれっと、しれっと。