「マンチーニの冒険は危機」サウジがW杯アジア最終予選で日本代表と対戦決定…伊紙の反応は?
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(3次予選)の組み合わせ抽選の結果、元イタリア代表指揮官ロベルト・マンチーニが率いるサウジアラビアが日本などと同組になったことについて、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が27日、反応した。 アメリカ、カナダ、メキシコが共催する2026年北中米W杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会が27日に行われ、日本はオーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同組のグループCに入った。するとイタリア紙は、アジアの強豪2カ国との対戦が決まった元イタリア代表監督のマンチーニに注目。「彼のアラビアは日本やオーストラリアと。マンチーニの道のりは上り坂に」との見出しで見解を綴った。 各組の上位2カ国が出場権を獲得する最終予選の組み合わせは「ロベルト・マンチーニにとって、これ以上ない最悪の結果だ」と指摘。「彼のサウジアラビアは、少なくとも2026年W杯アジア最終予選の下馬評の上で、最も難しいグループへ入った。サウジアラビアは、第1ポットの日本と、第2ポットで最も危険なオーストラリアに当たった」と元イタリア代表指揮官が厳しい戦いに挑むことを伝えた。 またイタリアのサッカー情報サイト『TUTTOmercatoWEB』も、「マンチーニにとって死の組に。日本やオーストラリアと同組に」との見出しで報じ、伊メディア『ANSA』も「3強が同グループに。アジアサッカー連盟においてヘビー級の日本、オーストラリア、サウジアラビアが同グループに入った」などと伝えて注目した。 伊ポータルサイト『Virgilio』もまた、イタリア人指揮官が率いるサウジに触れ、「マンチーニにとって険しい道のりだ」と主張。「W杯最終予選で失敗すれば、イタリアでも多くの物議を醸し、アッズーリへ騒々しい別れを告げたマンチーニのアラビア半島における冒険は、さらに危機にさらされる」とコメントしている。