準決勝進出を決め、喜ぶ東海大相模イレブン（カメラ・堺　恒志）

◆第１０３回全国高校サッカー選手権　▽準々決勝　東海大相模（神奈川）２―１明秀学園日立（茨城）（４日・Ｕ等々力） 【写真】スタンドから快挙を見届けたドラ２左腕！！ 　初出場の東海大相模が地元・神奈川で逆転勝ちし、初の４強入りを決めた。先取点は明秀学園日立。前半３４分、右ＣＫから中央でＤＦ久保遼真（はるま、２年）が頭で合わせ、ゴール右隅に決めた。 　同４０分、東海大相模が同点に追いついた。ＭＦ小林晄也（こうや、３年）の右足クロスを背番号１０・ＭＦ沖本陸（３年）がゴール前で技ありのヘディングシュートを決め、１―１とした。後半２５分、東海大相模は左サイドを攻撃すると中央からＭＦ沖本のシュート性のパスをゴール前でＭＦ高畑旺崇（おうしゅう、３年）がトラップし、左足でシュート。ゴール左へ決め、逆転に成功した。 　高校野球の名門の高校サッカーでの躍動にネットも沸騰。試合終了直後には「東海大相模」のワードがＸ（旧ツイッター）のトレンド４位に急上昇。ネット上には「サッカーでも強いじゃん　東海大相模すごい！」「野球だけじゃない！やばいぞ、東海大相模」「東海大相模逆転！ベスト４進出　凄（すご）い！！！！」「ゴール後、バックスタンドにいるマネージャーとセレブレーション。大応援団の声援を背中から受けてのロングスロー。全てが泣けるわ」などの声があふれた。 　また、スタンドでは昨夏の甲子園８強で日本ハムからドラフト２位指名された大型左腕・藤田琉生投手も熱烈応援。「東海大相模側に日本ハム内定の藤田君発見！」「藤田くん、メガホン持って熱烈応援　熱い！」「野球もサッカーもラグビーも強くて仲いい！　いいよね～」などの声も集まった。 　東海大相模は１１日の準決勝（国立）で流通経大柏（千葉）と対戦する。